
旗とのぼりは同じもののように考えられていますが、実は違います。では、どのような違いがあるのでしょうか。
のぼりは、神社にあるような細長い旗のことです。細長いため、いくつか文字を書くことができ、熟語が書かれたりします。
旗は、国旗や応援団旗など、様々なものの総称で、形はまったく決まっていません。片手で持ちやすい、小型の旗がメジャーで、よく使われています。
旗とのぼりは、使用用途が少し違います。のぼりは、主にスーパーなどが集客のために設置したり、イベントなどをみんなに知らせるために設置したりします。つまり、何らかの情報の周知のために使います。しかし、旗は主に、応援や誘導のために使います。人を導くために使う、と言っても良いでしょう。
のぼりは昔から使われており、歴史の教科書など見たことがあるかもしれませんが、戦場で、馬に乗りながら、のぼりを掲げている武士の写真があります。つまり、それくらい歴史あるものだということです。
のぼりについて知り、楽しみましょう。